日常
ネン




何か言わなければ
ナナフシのように
気付かれないのが
少しばかり悲しい

愛されている
世界の優しい所を
口寂しさに舐めて
虫歯になっている

深夜に開けた窓
埃っぽく土臭い風
もう夏は居らず
月が白く輝いている

誰もが目を擦り
仕事に追われている
早々に風呂に入り
私も寝てしまおう





自由詩 日常 Copyright ネン 2017-11-08 01:02:25
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