心境の変化
無限上昇のカノン

足元に邪悪が纏わりついて
歩き出すことができない
気分は悪くないのに
悪魔が囁くんだ
「お前の魂は何色だ?」

罪ばかり犯して
魂もさぞや汚れているだろうと思っていたけど
それは杞憂に過ぎなくて
神様がいつでも綺麗にしていてくださる
魂の色なんて知らないけれど
きっと、真っ白に違いない

足元に邪悪が纏わりついて
私は途方に暮れている
たとえ闇の世界に引き摺り込まれたとしても
悪魔に答える義理はない
私は常に新しくされているなんて
悪魔が聞いたら驚くだろうか

足元に邪悪が纏わりついても
私は蹴飛ばして歩いていこう
もう、私は大丈夫だから


自由詩 心境の変化 Copyright 無限上昇のカノン 2017-11-02 13:01:43
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