水宮うみ

道端で◯を拾った。
◯はシャボン玉みたいにぷかぷか浮かんだり、ビー玉みたいに色鮮やかになったり、独楽みたいにくるくる回ったりする。
お前は何なのかは置いておくとして、とにかく素敵なものであることは確かだな。
そう言うと、◯は恥ずかしそうに頬をふんわり赤く染め、 。。。。と遠くへ転がっていった。


散文(批評随筆小説等)Copyright 水宮うみ 2017-07-21 12:15:42
notebook Home 戻る  過去 未来