下毛剃りと尿管さし
ホカチャン

一回目は
茫然自失の状態だったので
どの看護婦だったか
全然記憶にない
しかし二回目の時はしっかり覚えている
下毛剃りは
てきぱきした感じの若いDさんだった
「この間剃ったばかりだから、あんまりないですね」
と言われた時には
彼女の視線を下腹部に強く感じて
恥ずかしかった
剃っている途中で彼女が
「よいしょ!」というかけ声とともに
僕の大事なふにゃふにゃなった棒を
反対側にはねのけた時には
なんでよいしょ!と言うんだろうと思った
尿管さしは
このかわいい人に入れてほしいな
と処女みたいに期待していたとおりの
Sさんだったので
一回目より緊張した
僕は今でもときどきその時の恥ずかしさと痛みと快感が
よみがえってくる
もう一回あったら
癖になるかもしれない


自由詩 下毛剃りと尿管さし Copyright ホカチャン 2017-05-29 11:41:06
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