梅雨入り
夏川ゆう

分厚い雨雲
湿気が多くて
身体が重く感じる

傘を差して歩く
止む気配が全くない

雨の日が続き
薄暗い日々が続き
憂鬱な心

太陽に逢いたくなる

肌寒さを浴びて
鳥肌がたっている

夏はまだ先
梅雨には梅雨の
夏には夏の役割がある

雨音が気になる
耳に残って
スッキリしない


自由詩 梅雨入り Copyright 夏川ゆう 2017-05-27 05:30:14
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