水宮うみ


どこからか人の笑い声が聴こえる。朝だ。マネキンにだって命が宿りそうなくらいに暖かな朝だ。
草のそよぐ音、川の流れる音がそこかしこで溢れ、景色が色彩を増し、僕の心から、ペンでは書けない感情が走り出していく。
見上げれば桜の花びらが、青空を舞っている。


自由詩Copyright 水宮うみ 2017-04-16 10:27:03
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