ピエロ
讃岐どん兵衛

恋する君が好きで 喉に刺さったままの思いを

上手く言えない言い訳 にして 君を見守る



僕はいいひと 君にとって 何でも話せて

あのひとのことを何かと聞いてくる

切なくなるのはそれだけじゃなくて

僕とふたりきりでいるということに

もっと もっと 警戒していいのに



鳴くまで待とうホトトギス

信頼されてる強みがある

君が誰よりも幸せになるために

僕はおどけたピエロになろう

あぁ 一番大事な時期とき何時いつ

君にとって 僕にとって

君に君に君に幸あれ



ヴァージンロード歩く君の

隣のひとまで祝福できるほど

僕はいいひとになれるのだろうか

そこまで君のためになっていいのか

そんな そんな 悪夢を恐れて



鳴くまで待とうホトトギス

信頼されてる強みがある

君がいちばんの幸せに気づくまで

男女の友情を演じよう

あぁ 真っ先に後悔してしまうのかも

君にとって 僕にとって

君に君に君に幸あれ



鳴くまで待とうホトトギス

ある日突然はこの世の常

他力本願ってものじゃなく

信じつづけていたいのさ

あぁ 一番大事な時期とき何時いつ

君にとって 僕にとって

君に君に君に幸あれ


自由詩 ピエロ Copyright 讃岐どん兵衛 2017-03-25 01:32:44縦
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