自分大好き
花形新次

優しい声で
囁く言葉はすべて
嘘っぱちよ
だって嘘は
自分を輝かせるための
言葉のアクセサリーだもの

バレたら
バレたで
「私の記憶は
都会の冬のアスファルトに張った
薄い氷のように脆く、危うい」
とか何とか
訳の分からないこと言っておけば
みんな、ヘーッ!てなもんで
簡単にうやむやに
出来ちゃうんだもの

エヘッ😉
ラリ子って
とっても素敵でしょ

ラリ子
そんな自分が
だーい好き!!



自由詩 自分大好き Copyright 花形新次 2017-02-21 19:46:04
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