「余情」 三首 2017.02.06
もっぷ

叱られた痕を想えず一人居の宇宙で祖父はほほ笑んでいる


夢ばかり追い過ぎて消えたいくつもの夜想う時さやかな吐息


オリオンは故人を恋う夜ひたすらに心静まるかたちしている



短歌 「余情」 三首 2017.02.06 Copyright もっぷ 2017-02-07 23:37:17
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