月には言葉がない
水宮うみ



あたたかさもつめたさも失って星空が瞳を閉じる


流星になった君という言葉からはらはらと鱗粉が落ちる


太陽が瞬いて人知れず右手が夜を掴む


手紙が飛び交う、空みたいなインターネット



短歌 月には言葉がない Copyright 水宮うみ 2017-01-05 11:41:56縦
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