物語の日々
服部 剛

窓から新年の陽は射し
部屋はあかつきに染まり
自ずと、両手を合わせる

机上に置かれた
題名の無い本の表紙を
そっと、開く

序章のページの余白に現れる
あなたの後ろ姿  

本の中に広がる365日
笑いと涙で織り成す
物語の日々へ

ひとすじの足跡を…つらねゆく  






自由詩 物語の日々 Copyright 服部 剛 2017-01-01 23:43:14縦
notebook Home 戻る  過去 未来