ことばはいらない
水宮うみ
けれど言葉にしてみようと思う。僕らは言葉を使い、考えるから。良い言葉を持っている、そんなあなたたちのことが大好きだ。けれど、ひとが外へ一歩踏み出すとき、ことばはいらない。必要なのは、ひとからの期待だ。その期待が言葉になって、あなたに届くと良い。おとながこどもに期待するのは、おとながこどものとき期待されていたのが嬉しかったからだ。おとなも未来を見たいからだ。窓を開けると嫌な言葉が聴こえてくるかもしれない。すぐシャットダウンしろ!そんな嫌な言葉があなたを苦しめるだろうが、誰かの良い言葉があなたに届いたなら、嬉しい。みんな嬉しい。言葉はこの世界の一部分に過ぎない。僕は言葉無しでこの世界を眺めてみたい。未来を見たい。でも無言は寂しい。コメント欲しい。
あなたのことばが、あなたを救いますように。
自由詩
ことばはいらない
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水宮うみ
2016-09-03 10:11:27
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