いのちの音
服部 剛

今日
私は知った。
私は私であり
私ではない。

明け方の
山の彼方にゆらめき昇る
あの太陽により

産声をあげた日から
棺に入る日迄
我が心臓は、脈を打つ  






自由詩 いのちの音 Copyright 服部 剛 2016-08-26 09:04:17
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