素直廻る闘技
komasen333


なんでいえなかったんだろう
素直に 始めから素直に



いつだってそうさ
思い浮かべるまでも泣く



どこでだってそうさ
思い浮かべるまでも泣く



強がりにもなれないから
どこかビクビクしながら気にしてばかり



弱虫になれないから
どこかピリピリしながら気にしてばかり



いつまでも操作
思い浮かべるまでもなく



どこまでも操作
思い浮かべるまでもなく



優しくもなれないから
いつもビクビクしながら気にしてばかり



冷たくもなれないから
いつもピリピリしながら気にしてばかり



なんでこんな風なんだろう
なんでこんな風にしかできないんだろう
素直になろうとしたって・・・
素直にできたことなんて・・・



いつかでそうだな
思い浮かべることも無くなる



どこかでそうだな
思い浮かべることも無くなる



そんな風に思ってから
何度季節繰りかえして
その度に沈んでは
また沈んでいったままなんだろうな



なんでこんな風に続いていくんだろう
なんでこんな風にしか続いていかないんだろう



「素直」という言葉が
聞くことしかできない響きだけになっていく



「素直」という言葉が
触れることのできない概念になっていく



なんでいえなかったんだろう
なんでいわなかったんだろう
なんで一度もいわなかったんだろう
なんで一度もいえなかったんだろう
なんでいっちゃいけないことにしたんだろう
なんでいっちゃいけないまま続けたんだろう


なんで
この感慨は
始めから最期まで
ついて廻っていきそうなんだろう


自由詩 素直廻る闘技 Copyright komasen333 2016-06-28 20:29:41縦
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