日々の歓び   
服部 剛

実家に帰り、午睡をする。
窓外で
うらかな陽に照らされたポストが
かたっと音をたてる。
配達夫のバイクの音は遠ざかる。

そんな風に僕はいつも
待っている
昨日も、今日も、これからも

歓びの知らせを告げる
ポストの声を。  






自由詩 日々の歓び    Copyright 服部 剛 2015-10-13 23:33:36
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