流星の唄
服部 剛
今より少々ケツの青かった頃
とあるスタジオでラジオのADだった
僕の耳に飛びこんできた
「ボヘミアン ブルー」
躍動する無数の音符等は
瞬く間に僕のハートの入口に吸いこまれ
自らの生の鼓動を…初めて耳にした僕は
心の中に、呟いた
――愚か者よ
悔しささえ、汝の拳に握り締め
今日という日の暗闇を
閃
(
ひらめ
)
いてゆく
流星となれ
自由詩
流星の唄
Copyright
服部 剛
2015-10-05 23:42:45
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