タカノツメ
藤鈴呼



やっぱ アタシは
この子が 好きだ

そう 思う
瞬間

ひいき目は
イケナイことだと
知って いるけれど

鷹の瞳に
射竦められた

あなたの 唇と
おなじくらいに
セクシー

このあいだ
ウォッシャー液が
足りなくなって

駅の手前で
立ち往生しそうに
なっちゃった

だけど きちんと
ピュッ! って
自己主張して くれたから

ヨッシャー!!
なんて 叫んだら

ねぇ 韻を踏んだの? って
笑われちゃったんダ

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自由詩 タカノツメ Copyright 藤鈴呼 2015-09-24 00:54:40
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