ミチルート ~未知は道の先に~
komasen333

未知はある。
道の先にある。


どこまで進んでも
道の先には未知が広がっている。


歩んでいく道が
新たな未知を教えてくれ
歩きたくなる道となる。


経験だけが左右するわけではない。
運命だけが左右するわけではない。

歩み始めた未知が
すぐに道となることもあれば
中々道にはならず苦しむこともある。


すぐに道になるのがいいとも限らない。

未知が道になった途端
飽きてしまう欲望に
新たに見えた違う未知に
走り出す誘惑にかられることもある。


着実に未知を歩み
道になってからも歩み続け
今の道を
新たに見えてくる未知に
つなげることができるかどうか。


その地道な道のりを
耐えることが、楽しむことができるかどうか。


あらゆる開拓者はかつて初心者だった。
あらゆる開拓者はかつて求道物だった。
あらゆる開拓者はかつて継続者だった。


未知なきところに道はできず。
道なきところに未知は生まれず。


未知あるところに道よ、幸よあれ。
道あるところに未知よ、幸よあれ。


自由詩 ミチルート ~未知は道の先に~ Copyright komasen333 2015-08-07 11:30:34
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