棚の空洞
服部 剛

扉を開いた、棚の中
いつのまにやらトイレットペーパーは
残り数個になっていた。

棚に、空洞のあいた分だけ
僕は日々の栄養を、摂り
少しは成長したろうか――?  






自由詩 棚の空洞 Copyright 服部 剛 2015-06-05 22:49:41
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