333兆光年の螺旋に抱かれて
komasen333




時間がかかっても焦らない
時代が変わっても気にしない



これが最後の詩になっても構わないと
これが最期の詩になっても悔いはないと
これが最高の詩になっていくようにと
そう想えるかどうか
そう願えるかどうか



一行一行 一作一作 書きながら 
一行一行 一作一作 読み返しながら
一行一行 一作一作 手繰り寄せてゆく



想いは枯れない
時間と共に色味を増して



願いは途切れない
時代と共に深みを増して



上手くいかないことも含めて
転んでばかりなことも含めて
落ちていくばかりなことも含めて
枯れていくばかりなことも含めて
かけがえのない煌めきとして楽しんでいける
欠かせないスパイスとしてやりがいを見出せる



どんなに闇でも
そこには光があると知っていた



どんなに負でも
そこには愛があると知っていた



不思議なくらい夢中
初めて触れた時のように今が連続していく不思議



ガラクタの中にも しっかりとカラフルを見つける
デタラメの中から しっかりとコスモスを見つめる



不思議なくらい新鮮
初めて知った時のように今が連続していく不思議



あなたのようなわたしの
わたしのようなあなたの
過去を変えていく詩であることを核心的に
現在を駆けていく詩であることを革新的に
未来を選んでいく詩であることを確信的に



空が広がっていく
どこまでも 空間を超えて
海辺で見つめる その青を その深みを いつまでも



風が強く吹いていく
どこまでも 時間を超えて
砂浜で感じる その音を その匂いを いつまでも



333万年前の後悔はもう繰り返さないから
333億年後の決断をもっと後押しするから
333兆光年先からの理想を抱きしめるから




自由詩 333兆光年の螺旋に抱かれて Copyright komasen333 2015-02-03 00:57:15
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