あかね
るるりら



そらが ぬけて
やまが 切り取られたかのように くっきり 
やまぎわの空はしろく 天頂は限りがない

あきいろの あかねは
だ円のつぶらな目で ぬけたそらをみている

なんて 
空への すいこまれかたの上手な あかねだろう
わたしも
あかねのように そらをみあげると
あるきかたを おもいだした

そうだ 
今日の そらは きっと あかねになる





携帯写真+詩 あかね Copyright るるりら 2014-10-20 10:41:01
notebook Home 戻る  過去 未来