外は嵐さでてはいけない(ゴル投稿)
百均




三月で春が終わった。五月に長い雨が降り、9月は裸になると、時々寒くなった。から、10月は色
々寒くなった、雪は降らない。降るものもある。雷は落ちる。今月はちょっとだけ昨日より寒く、少
しだけ雷が降った。そして、見分けがつかない虫の、プロペラはバスローブを羽おった。「みてない
じゃんか」そんな夜は、雨漏りが続いた。続く、ということはやがて終わる、ということではなかっ
た。今は三月だ、三月のせいで、OctoberはNovemberはDecemberは、と指折りしてると、風が止
まった、ふりしてこっちみていた。雷だった。曇天だった。氷のあめ。真っ暗だった。工場の煙だっ
た。そして音はどこかになかった。落ちる音だけ。カラメルのにおい。音が首吊った。10月が轢い
た。キャラメルの匂い。三月は冷えた。雨玉のチャイムならした。カラメリゼ。かみなりじゃなかっ
た。みんな終わらなかった。だが但しよって,落雷がびしょびしょになったカレンダーを、お前は今  めくっていない









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自由詩 外は嵐さでてはいけない(ゴル投稿) Copyright 百均 2014-10-07 00:17:21
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