清々しさに魅かれる時
藤鈴呼



ライブ感の 高揚
紅葉の色彩感にも 負けず
移ろう時の雫を
抱きしめるかのような
音の波

いきものがかり
ネーミングが 面白いと
クリックしたくなる
どこかの ホームページと
おんなじ

気持ち良さげに見える
ドリカムの みわさんが
昔っから 好きだった

曲は 余り
知らないのにね

テレビ番組でしか 見て居ない
弾き語り

斉藤和義 スガシカオ
何だか ひきこまれた
ラヴ・ソング

懐かしい 杏子さんの声
こんたは何処へ 行ったのか

絡み合い
掛け合い
グルーヴ感
グループ缶

さっぱりとした 果実が好きだよ
柚子チューハイ

全てを 苺で
染めようかとも 思ったけれど
棚に戻した ストロベリー

練乳イチゴ
魅惑の時代
離れ行く 物語

マキようこ
あの サバサバ感が 好きなんだ
「だけど あれは キャラでしょ?」

うん そんなの 知ってる
ドラマの中だけだって
本当は どうなんだって
どう 思われようがって
関係ないや

そんな 呟きが
アンコールの ウェーブとなって
流れる
流される
乱される

富士宮焼きそばは
パック麺で 食べたよ
太麺だった
濃いソースが 決め手だった

だけどね
ジモティーは言う
そんなの 違う

何処の世界でも 同じ
売り出した味が
全てだと 思っている

味わった 舌に
下なんて ないと
信じ込んで 生きるんだ


自由詩 清々しさに魅かれる時 Copyright 藤鈴呼 2014-09-07 19:35:43
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