不完全な演繹と帰納
komasen333


不意に訪れる
想像の揺らめきを
その揺らめきを逃さぬように



不意に落ちる
創造の煌めきを
この煌めきを逃さぬように



来る日も来る日も
その瞬間を信じ、淡々と続けていく



生きている意味など
あろうがなかろうが どちらでも

生かされている価値など
あろうがなかろうが どうでも



繋いでいく 
生きていくことの醍醐味を

伝えていく 
生かされていくことの醍醐味を



意識して 積極的に 繋いでいくだけで
無意識に 開放的に 伝えていくだけで




孤独でも
暗黒でも
包まれている気がする。

きっと無意識に
受け取ってきたのだろう。
繋がれてきた感情や感性を
純粋に楽しいと思えるように。




常に孤独でも
常に暗黒でも
許されている気がする。

たぶん自然と
受け取ってきたのだろう。
伝えられてきた思考や思想を。
純粋に嬉しいと思えるように。




そんな楽観?
こんな単純?
まあまあ。
機能するならば。


演繹法としては
帰納法としては
不完全だとしても。


自由詩 不完全な演繹と帰納 Copyright komasen333 2014-08-25 14:28:03
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