ミシンは
藤鈴呼

糸色 意図的 色々と
軽く 韻を踏んだつもりに なりながらも

ミシンは 踏めぬから
人には 踏まれぬようにと

歩き 続ける
これぞ 雑踏

雑多なコトを 考えながらも
大雑把に 活きるが故に

雑魚と 呼ばれるコトが 有ろうとも
釣られはせぬ

吊り下げた 美しき庭の△を
眺めながらに

ただ 春を 待つのみ


自由詩 ミシンは Copyright 藤鈴呼 2014-07-28 00:27:37
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