有権者A
komasen333

アベノミクス。
大いに結構。
その波及効果が給与増加に広く反映されるのか
雇用の増加につながるのかどうかが気になるところ。


とか言いつつ、
内心では政府も野党も国民も
波及効果は限定的だと
はなから悲観的な予測。


仮に広く給与上昇や雇用増加の動きが見られても
それによって冷えきった消費マインドが積極的消費に転じるのかって話。


社会保障を始めとして先行き不透明感が強い中で
「給与が増えた!」
「雇用が増えた!」
「就職が決まった!」
それで財布の紐がそんなに簡単に緩むもんかね?


経済成長によって魅力的な商品作りが活発化するって?
企業は積極的な設備投資に踏み切るのかね?
貯め込むだけじゃないかね?個人も、企業も。


参院選と消費税増税までの期間限定のカンフル剤乱射?
輸出関連企業が潤えば万事OKって?
そんな大雑把な「景気回復」でいいのかね?


広く給与上昇や雇用増加のうねりが生まれなかった場合
政府は

「 輸出関連企業を始めとして
  もっと国際競争力をつけて富を拡大していく必要がある。
  そのためにもTPP参加も前向きに推進せねば 」と

雪崩れ込むつもりなんじゃないかと疑いたくなるところ。




杞憂?
あまりにも杞憂?


杞憂で結構
過剰なまでの杞憂に走ってこそ
我ら有権者
選挙と選挙の合間の膨大な暇 つぶし甲斐があるっていうもの




自由詩 有権者A Copyright komasen333 2013-02-06 17:44:11縦
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