私を育ててくれているのは、あなた。
元親 ミッド


私がこうして何かを書けば

あなたは“それ”を読んでくれる。



きっと、そんなに面白くもない

たぶん、どちらかっていうとつまんない

口語体が多い“それ”を

いつか誰かが「詩」と呼んでくれたのだけれど

本当は、ただ単に、体の内にあふれてる

何にぶつけたらよいのかもわからない

「思い」でしかなくて。

だから、書いた本人にとって

それを「詩」と呼ぶには随分抵抗がありました。



批判を頂いたこともあります。

私は、聖人ではない、ただのボンクラですので

正直、べっこしへこんでしまいましたが

それでも、こうして

どうにか、こうにか

“それ”を書き続けることができています。



そんなメンタル面で不安要素のある

私がこうして何かを書いてこれたのは

あなたが“それ”を読んでくれるから。



へこんで、へたれで

どうにも、こうにも

その時には“それ”を書けなくなってしまっても

“それ”を読んでくださるあなたがいるから

再び立ち上がることもできるのです。

そうして、こうして

私と向き合ってくださるあなたがいるから

私は、“それ”を

書き続けることができるのです。



いえば、私を育ててくれているのは、あなた。

私は、私の書きたいように書いてはいるけど

読んでくださるあなたが

こうして、そっと見守ってくださっているから

私は、“それ”を

書き続けることができるのです。

読んでくださってありがとう。

感謝しています。



ありがとう。

ありがとう。


自由詩 私を育ててくれているのは、あなた。 Copyright 元親 ミッド 2012-12-26 20:26:52
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