ずっとかなしかった
吉岡ペペロ



虚無に振れるとそれはまぼろしとなり

ひととの繋がりを

ただひとつの解のように抱きしめるのだった

そんな心癖は小六の頃からで

中一、中ニ、中三と、ぼくの人生は暗かった

胸にはずっと痺れがあって

泣き出しそうなふやけた顔が

昼夜を問わず縋りつくようにさ迷っていた


かなしいってこんなことなのだろう

ぼくにはいつものことすぎて

へっちゃらにさえなっているけれど


虚無に振れるとそれはまぼろしとなり

ひととの繋がりを

ただひとつの解のように抱きしめるのだった

そんな心癖は小六の頃からで

中一、中ニ、中三と、ぼくの人生は暗かった

胸にはずっと痺れがあって

泣き出しそうなふやけた顔が

昼夜を問わず縋りつくようにさ迷っていた


携帯写真+詩 ずっとかなしかった Copyright 吉岡ペペロ 2012-09-11 06:46:01
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