銚子に乗って犬が吠える
TASKE



青春18きっぷの最終日 君と日帰りふたり旅
9:55 東京駅発の総武線快速へ乗り
千の葉が風に舞い 北東へ流れ 辿り着いた

銚子 銚子 港町・銚子
一歩踏み出せば 何処か懐かしく感じる
潮風とロマンの町・銚子

漁港と船が浮かび並ぶ景色を背に テトラポットに座り込み
詩を1篇朗読 潮風に乗せて
このまま鴎と共に飛んでしまえばいいのに…

銚子鉄道に乗って 犬吠駅へ
犬が吠えている そこは犬吠埼
魚と醤油の町・銚子

曇り空から今宵の朧(おぼろ)
夜霧に透かして見つめたら
地球は繋がり続けてる
光と風、土、水…
進路は東へ 銚子、犬吠、太平洋
全てがまるく見えればいい
水平線を眺めながら
銚子に乗って犬が吠える
無駄に時間を過ごすよりも
次に繋げた方がましだ

海終わり 陸始まり 新たな時を切り開く
愛し合い、そして生まれ変わる
嗚呼、引き継ぐものは美しい…


携帯写真+詩 銚子に乗って犬が吠える Copyright TASKE 2012-09-06 23:52:01
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