金星
ゆうと



太陽がバターみたいに溶けてゆく
まどろむように夜を迎える

君が見た世界は僕と違ってて
うれしいような かなしいような

かさねると おもたくなるのは仕様です
背負ってゆくより 抱いてゆきたい

わかること 年を取るたび増えるけど
わからないままいたらだめかな

水面にうつる景色がいつか見た
印象派とかの絵画に似ている

ひとりでは生きてゆけないひとだから
愛されたいし愛したい

最高のハッピーエンドを持ち寄ろう
勝ち負けのない ハッピーエンドを

人生はいろいろあるけど楽しみたい
せっかく生まれてきたんだからさ

遊ぼうよ 遊び足りない僕たちの
未来を明るい星が見ている





短歌 金星 Copyright ゆうと 2012-07-30 17:55:08
notebook Home 戻る  過去 未来
この文書は以下の文書グループに登録されています。
短歌