燃えないゴミ
ゆうと


ぼくは、さびしい。
やっぱり、さびしい。
ぼくがすすんでも
いなくなるひとはいるし
ぼくがとまっているからって
いなくならないわけじゃない、
ぼくがはなれたのか
あなたがはなれたのか
どちらともなのか
わからないけれど
はなれてしまう
いつのまにか
はなれてしまう
そんなときがきて、
そんなふうにおもうときがあって、
ぼくは、さびしい。
やっぱり、さびしい。
だれもいなくならないでほしいとか
なくしたくないとか
わすれたくないとか
おもってしまうから、
はなれてしまうと
こえがとどかなくなって
どんどんどんどんきょりがあいて
もう、なにをしても
とどかなくなってしまうのが
ほんとうにこわい、
さびしい。
ふとおもいだすと
とてつもないさびしさにおそわれるんだ、
すててえたものは
ほんとうによかったのかな
それで、よかったのかな
とりもどせないかこのはなしをしても
むだなのはわかるけれど
くりかえしたくないあやまちでも
あるかもしれないんだよ、
ぼくは、さびしい。
やっぱり、さびしい。
ありがとうをつたえつづけていきたいのに
いつかとどかなくなってしまうんだ、
じんせいとはそういうものだと
おとなたちがいったって
ぼくは、さびしい。
やっぱり、さびしい。
おとなになればなるほどさびしい、
ゴミがふえていくようなさびしさは
やっぱりもえないものなのかな。




自由詩 燃えないゴミ Copyright ゆうと 2012-04-03 01:13:28縦
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