はたらき
服部 剛

「働き」といえば 
重荷を負ってゆく坂道が視える 

「はたらき」といえば 
風になった自らが視える 

矛盾にみちた一日の 
狭間に開く  
一輪の花を揺らす 

あの風に 
私はなれるだろうか? 






 


自由詩 はたらき Copyright 服部 剛 2012-03-29 23:56:13
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