建設的な第一折衝
komasen333

奏で合うときの中で
かけがえのない愛を蝕んだ
それゆえの業と向きあい続けている道の途上現在


繰り返される悲劇   
これ以上何を表出させようとする
試しているとするなら
その神経を疑わざるを得ないな  
仮にもマボロシにも 手をかけようとするなら 抹消されるに等しいとしても

矛盾やら混沌という言葉では括れぬ世界に対する見識を聞かずにおれない



今、ここに舞い降りられて対話の一つでも致しましょう
力不足は痛いほど自覚しておりますが、役不足であるとさえ思っているほどの気概がある身ゆえ
並々ならぬ覚悟で向き合っていただきとうございます


穢れも美しさもありとあらゆるを把握してこられたのか

もしくは  断片的に抽出しつつ最大限の管理を為されてきたのだろうか
もしくは  断片的に抽出しつつ気まぐれに振り撒きなさってきたのだろうか
もしくは  断片的に抽出しつつ大まかに修正を図りなさってきたのだろうか



知るつてはありません
真理のような確定的な形で知ることもおそらくないでしょう


それゆえ
最悪の観点から、最悪のバイアスを最大限考慮したうえで
最悪のケースを、最悪の見方でお聞きしたいのです  


お聞きせざるを得ないのです
失礼はお許しください    
この機会にはっきりとしておかねば、これ以後のアクトにも響きますが故に


良いも悪いも想定外とまでは思いませんが
すべて 度が過ぎた罠にしか思えないことが度々あります



善と悪との対比
潔癖と陵辱との対比
陽と陰との対比
永遠と刹那との対比
発展と途上との対比
無邪気と残酷との対比
偶発と誘発との対比
美と醜との対比
転換と継承との対比
勤勉と怠惰との対比
単純明快と専門分化との対比
進化と維持との対比



キリのない対比の帰結として和解、 統合、 共生、 分裂
そのようなものが第一義的な回答であるかのように最終的には感じざるを得ないような基盤を暗黙という形で、いや、「自然法」という名称のもとに組み込んだのではないかとさえ思えてしまうのです




   大まかにこのように解釈しております。
   このような観点に総意として落ち着いていることに関する率直な意見を伺いたいのです。


自由詩 建設的な第一折衝 Copyright komasen333 2012-01-29 11:48:35
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