空缶ノ声 
服部 剛

道の暗がりに棄てられた 
凹んだ空缶を拾い、日溜りに置いた。 
遠ざかり、振り返った僕を呼んで 
透きとほる手をふっている 








自由詩 空缶ノ声  Copyright 服部 剛 2012-01-19 00:33:00縦
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