永遠の海 
服部 剛

朝焼けに染まる海 
昼の青空の日にきらめく海 
夜も更けた月の光を映す海 

時に凪いだ小波さざなみは 
時に唸る大波は  
絶え間ない交響曲を奏でる 

小さい布団に 
星の両手をひろげて眠る幼子は 
瞳を閉じて 
永遠とわの海の夢を見ている 

遠い記憶の波打ち際で 
自分をかいなに抱く母の 
優しい唄を聞きながら 






 


自由詩 永遠の海  Copyright 服部 剛 2012-01-16 23:56:18縦
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