kiri
ゆうと


かわいそうね
かわいそうね
きみはもういないのね
ぼくは天才だから

かわいそうね
かわいそうね
きみをみているとかなしくなる
ぼくは天才だから

高い山にのぼってね
そこからみえる夕日が
だれにもみせられなくって
ぼくはあがいたよ
だれのためにときかれたら
きみのためだといったけど
それはうそだったな
きみには感謝してる

かわいそうね
かわいそうね
きみは棺にはいるのね
うつくしく化粧をして
花にかこまれてきみは散る




自由詩 kiri Copyright ゆうと 2011-08-09 19:33:36
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