満月をたべる
ゆうと


隠し持ったナイフを、見せびらかす夜。
似合わない僕は、おぼつかない歌を。
君のためのうそを、全部失くしたころに。
ただよう、淡いシャンプーの香り。
(もうすぐ飛ぶ、飛べるだろう。ね)
ほら、満月だ。ホットケーキを焼こうか。




自由詩 満月をたべる Copyright ゆうと 2011-03-19 20:53:09縦
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