潮騒
番田
誰もいない日は
風が流れていた
風は とても 眠っている
昨日の地震のことも
私は 忘れて
私の中の海の方から流れていた
誰のことも忘れさせられた 私は
私の中で
見ている 流れの 眠る
現実を 思う
人は 景色に 展開する
平和な街だ その時を
思い浮かべる 新しい 私は
瓦礫に埋もれた 私の
意味を取り戻す時を願った
携帯写真+詩
潮騒
Copyright
番田
2011-03-13 09:40:02