HIDERITARI
うえん

ひはてりたり(陽は照りたり)        

あかるくあかくなりそめし空
ひがなひんがしにかたぶきし頭もつあなたに敬礼せんとす
光源いたるところにあり かげかたちうつつまことまたき照らす

白く変じ赤く答うあまたの雪
身を投じみなみを夢う今朝かの島は波の下か
月光はひるよ問わず襲う気がする 境目ややこしくする黄色の間接灯

(非は照り足り…
  恥の多い人生 
    秘を照らす非を 人倫にもとるわれらに
     あがなうわれらにとこしえよりの暗黒灯もて照らされるわれらにわれに
 
 あ ああごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめん
 なさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんね
 
 見事六文字
 ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
 
       (((など云うて 日の出をごまかすは無念 こぞも今年も
 
かくいうは いらちな子 落とした鉛筆ひろうのが多少ゆったりしているくらいで かりかりかりかりかりかり はよひろいーなー ひろえるやんかー なにのんびりかまえてるんよー そんなんやってたら
日が変わってしまうで
年が 世紀が 法規が 変わってしまいます で

  なんやしらんけど 息子さんは 今年大学受験やて
  ほんまに おおきいならはってんやね
  ほんまやね ほんまやね 父親はのうても 子は育つよね
  そのひとなしで 子は育つんやね 
    (わたしなんか血も繋がってないのに なんやねん)



今朝 陽は照りたり

われらが陰部に臭うつま先にひとしく照らす陽の
告発かなえたり 
今朝はわれら東西を向いて
… 



未詩・独白 HIDERITARI Copyright うえん 2004-10-24 15:50:44
notebook Home 戻る  過去 未来