*ツバサ
藤鈴呼

「 翼 」

ホー ホケキョー と 鳴く鳥も
カッコウ カッコウ と 泣く鳥も

何が 悲しくて
翼 広げて 飛(ゆ)くの

羽根を 広げたら
どんな明日が 見えて来るの

翼 持たない 人間は
キツネの シッポに
ばかされる ばか!! ・・・りで。

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「 My  Dream 」

スーパーマンの様に
空を飛べたら いいのにな

そうしたら
そうしたら

エッチいけれど
夢の中に ちょっと乱入♪

君の 潜在意識を
ちょいと カクニン♪

ほいでもって
ほいでもって

好みのタイプに
生まれ変わるの♪

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その位置から見る 我の位置は
     死角に当たるのだろうか?

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「 運 転 焼 け 」

同じ机に 両手を置いていたら
右手の方が 黒かった。

運転焼けは
両手のはずだよ。

だって 只今
免停中なんだもの。

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説明する方も
それを 聞く方も

とっても
  かったるそうで。

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何だか そっ気ない 会話だったよねぇ
寮は 女人禁制なのかなぁ

もしかしたら
別れた彼女でも
かくまっていたんと 違くって?

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「 ロンパリ FACE 」

昔 良く見えた景色 遠くなっていく
視力は 何故に 低下するのだろう
両眼 乱視にて

コンタクトで 矯正 出来ず
証明写真 ロンパリの顔
うっとうしいこと この上 無し

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「 余 寒 予 感 」

チャリンコの生活 復活後
初の 雨ガッパの 予報

それで ミニスカートは
やはり 小寒いだろうか

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コーヒーを入れる時
クリープと シュガーが
いつも セットで
ブラックなんて 要らないと

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 「 損 し た 気 分 」

なあんだ あの 適性試験
評価に 影響しないんだったら
あんなに 集中するんじゃ無かった。

なんだか 損した気分
でもね その ひとつひとつの記憶が
糧になる事 知ってるんだョ。

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体調は最悪です という フリをして
せき込んでみたり
無理に 鼻水をすすったりして

お腹の鳴る音を
胡麻化そうとしながら

気に掛かるのは
君に 見られてるのかと 言う事

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青空を 見上げた。

「お昼・・・どうする?」
「うーん・・・入るかなぁ・・・」

さっき パンを 食べたのに
胃腸の動きは 活発で。

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「 カ ン パ イ 」

早朝に ゴミ捨てる時間無くて
他人の目 盗みつつ 夜中近く
コソコソと ビニール袋と お出掛け

妖しい車が ゴミ置場前で 減速
なぁんか 嫌ぁな 予感

的中 ブルータス!!
こそドロの様な 生活
乱れた人生に Bang!!

焼き切れた思い出に 乾杯
全て 呑み干してから 完敗

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自由詩 *ツバサ Copyright 藤鈴呼 2010-07-17 14:22:56
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