日酔う日
ユダ


日曜の朝
ふと覗いた時計の針は

夕方頃を指していて



それでも
まだ眠い自分が居る。



夢うつつ



夢に見るのは

髪の毛の羽根を
折り畳んで微笑む君。

ふと
風が吹いて、羽根開く君

それだけで
笑う理由は十分な時間。



日曜の夕暮れ

覗いた時計の指す針は
まだ、夜に届いてはいない。



もう一度だけ。



あの幻を夢見て
ふて寝する日曜の私。


自由詩 日酔う日 Copyright ユダ 2010-04-04 16:20:00
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