日暮さん
しろう

あの夕焼けを誰よりも美しくしたためることが出来るなら
まかり間違って詩人になってもいいと思ったわけだし
ポジティブシンキングで幸せになることはないことぐらい
鱗を散らして空に溺れた魚の目を見るよりも明らかで
地平線は白の破線を敷き詰めるまでもなく平常運行だから
やっぱり生まれ変わったりなんてできないよなぁって
赤茶けた日はまた生還するんじゃないのかないのか





自由詩 日暮さん Copyright しろう 2010-03-26 22:44:01縦
notebook Home 戻る  過去 未来
この文書は以下の文書グループに登録されています。
七行詩