あなたは私の本心を知っているというのか
初代ドリンク嬢

洗濯を干しているときにパンツが見えないように心を尽くす

掃除をしながらついつい言葉について考えてしまい
「いやらしい」と思う

朝の散歩をするおじいちゃんににこやかに大きな声で挨拶をする

なぜだか家の前で立ち止まってじっと見るおばあちゃんに軽く会釈をする

車を運転しながら目の前に続く道
この道をまっすぐ行けばあの人に逢えるのかしら

夕飯なんて作りたくない
菓子パンで十分
いそいそと台所に立ち昆布からだしをとる

先生、鼻の頭化粧がはげてます

大きなおっぱいにジェラシーを感じる

くもの形に喜ぶ

男前がいれば振り向く

洗濯をたたむときには投げても崩れないようにしっかりたたむ

三角コーナーのごみ処理のあと必ず金たわしでこすることは義務だと思っている

わかるはずがない
わかるはずがない

私の本心
燃え滾る怒り


未詩・独白 あなたは私の本心を知っているというのか Copyright 初代ドリンク嬢 2004-09-23 00:50:49
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