人生諦めが肝心
飛べない豚
この言葉は、「人生」が何を差すかで意味が大きく変わる。
この先の「未来」の人生を諦めてしまうのならば、
その生き方はある意味生きることの放棄であり、愚の骨頂である。
しかし、それが「過去」の人生ならば話は異なる。
既に起こってしまった事実、これまでの自分の人生の軌跡はどう足掻いても変わらない。
過去を変えようにもタイムトラベルでも出来ない限り不可能だ。
変えられない過去にこだわるほど無意味なことはない。
過ぎてしまった過去は諦め、今の自分の人生がどうすれば有意義な日常を過ごせるのか、
そう考えて行動した方が、間違いなく有機的な日々を送れるだろう。
過去を蔑んでも、自分が傷ついて、状況が変わらないどころか悪化するだけ。
「過去」とは「未来」のための「現在」における資料である。
「未来」の人生を諦めないためにも、
「過去」の人生は諦めが肝心だ。
そう割り切れたらどんなに楽なことか…