パラマもう貴方は元気にならなくてもいいよ
キリギリ
アイムテスター オア トースター ダメだったーたら バケラッタ
うどんとかどうよ。いらなくね?いや結局のところ。要約するのは
まだ早いね。と、彼は言った。勿論それ以外のことも言った。彼は。
巻頭詩が「更新される廃墟」であることは皆様お気づきの通り。
凡百が凡千凡万凡億万になっても数は時々しか質を凌駕しない。
そもそも質とはなんだろう。貴方は詩をランク付け出来るか?
あ、あった。たとえば今現在TOP10に入っている方々が
遠くから知恵とセンスと気ままな天使を持ち寄り一編の詩を
紡いだとしてそれは個人の詩より良いものになるだろうか。
良いもの?誰にとっての?
詩はある。沢山ある。キーボードだけで。携帯からの投稿も可。
知識、技術、経験。何一つなしに書かれたのが貴方の詩だ。我々が
持ち寄っているのは絵に描いた餅だ。字に書いた怒りだ。暇潰しの
箱庭だ。スイッチ1つできらめく蛍光灯の世界だ。現実社会は
切り取らないと僕たちが大変だ。プレーンな瞳で社会を眺めていると
気持ち悪くならないかい?愛おしくなる?それは傲慢だ。或は病気だ。
ほどこしを貰うといい。それで暮らせれば上々だ。
私から見れば「うへぇ」となるセンチメンタルにミートゥー
ミートゥーと共感の嵐ゴム毬にして乗っけたい肉塊に貴方も
なりたければ僕が穿つのは空気穴シーオーツー削減の無理難題を
押し付けられた民主主義の下で呼吸を荒げるのは止めな創作の
共作よりもセックスがしたい僕はエロ動画の共有よりもセックスが
したい僕は2、3回イッた後引き込もって感想を詩に書くよその方が
有意義だとは思わないかい限られた時間の使い方としてハナから
匿名性のフィールドだちらほら身を出し名乗る人もいるけれど
追従しようとも思わないし優れているかどうかは別問題だ
吹き出物よろしく吹き出る字列欲求(他に解決法はないもんかね)を
垂れ流し捨てるだけの場に僕自身「所属」しているなんて恥ずかしくて
とても言えない僕はギターやピアノを奏でるように字を書く工程を
どうしたら見栄え良く出来るか昨晩からひたすら考え中だ。
共有とはなんだろう。私、の、を、しゃぶり、たい、の、かい?
貴方、の、も、しゃぶら、せて、お、くれ。このように指と口で
繋がる友達の輪。指は誰かの口に、口は誰かの指に塞がれて創作
なんて出来る姿勢ではない。それに全裸は寒いし風邪を引く。本能の
ままに生きることが人生にとって最善とは限らないという一例だ。
リスクを負えば少なくとも同程度のリターンが返ってくるとも
限らないたとえば自傷行為などがそれだ。ならば我々は繋ぐ手を
振り払い筆を取るべきだろう。創作とは資本でも共産でもなく
強いて言えば独裁だ。ヒトラーになりたいなぁ。身を削らず心を
肥やすために創作を続ける者がケータイに付着する雑菌よろしく
集ったところで目に入ることも気にされることもない。顔と顔を
寄せ合い慰め合ったらそれぞれ目の前のドアを1人で開けようと
小室哲哉も言っているではないか。生活は共に、創作は孤独に。
大切なのはどうやって書くかではなく、何が書けたか、だ。私は
共作が個作より(私にとって)良いものであるとは到底、思えないし
「私」を排除してしまえば良いも悪いもない。ゴミの山だ。そこで
ジェンカでもマイムマイムでも好きにすればいい。好きも嫌いも
なければ突っ立ってればいい。