雨上がりの夜空に
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じゃあ、こうしよう
あるロックスターが死んで、
その友人が彼のギターを天に掲げた瞬間をフイルムに納めたのは
「見えないよ」と怒鳴った、あの馬鹿だけだったてことで
5年、いや、10年後、彼の命日に
気を利かせてくれたDJが、ラジオで曲を流してくれたなら
あの馬鹿は、冷や汗を垂らしながら自分の仕出かした事に気付き
デスクの引き出しの中、どうでもいい書類の下に埋もれていたソレを
雑誌の表紙(最低でもセンターカラー!)に掲載するであろう
「それでは今日最後の曲、ペンネーム さんのリクエストで―――