絶望のフローラ、希望のフォーナ
瀬崎 虎彦
コンスタントにつくり続けることは、難しい。それはよく分かっているのだけれど、でもコンスタントにつくり続けることは、望ましい、と思う。それが出来て、はじめて、という。
詩人といって、名刺を刷ったり自己紹介をする人がどれくらいいるのか、分からない。趣味で詩を書いています、で良いとおもう。ただ、趣味だから、苦しいところを逃げる理由にはならなくて、日中仕事している人がネクタイを締めたままスタジオに入って練習したりしているくらい、没頭して、それではじめて、じゃないか。
多分僕は混乱している。
でも、正直なところ僕は辛い。ああ、この人の作品をもっと読んでいたい、もっと書いて欲しいな、と思う人が去っていき、僕みたいのが残っている。
自己満足でも結構。でも、書き込まれたら僕は読みます。つまり、一人以上の読者は獲得します。詩って、読まれること、あるいは再生されることに意味があると思う。楽譜と同じで。だから、あなたの書いたメロディが再生されることを、僕が、保証する。
頼むから書いてください。