無気力のち君。時々笑顔。
愛心



いつでも鞄の中に折りたたみ傘

そんなこの季節は
私たちの生気を吸い取って
過ぎているんじゃないか

私たちの吐くため息ひとつ
雨雲にしているんじゃないか

そんな錯覚がマジになりそうなほど

鬱々とした空の重みがのしかかる



だからこそ

尊さと愛しさを
かんじるんだろう



ときたま垣間見える
焦がされそうなほどの

その光が


携帯写真+詩 無気力のち君。時々笑顔。 Copyright 愛心 2009-07-06 14:24:01
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