ハイビスカス なき濡れる ハイビスカスよ 咲かないで キミに会えない 夏はいらない 「あいつって…」 噂話が 気になって ゆるゆる溶ける チョコレートパフェ 好きなのは 姉の恋人 切なくて はつ恋よりも はつ恋のあじ なみだ雨 織姫星は ひとりきり 真昼のカペラに 祈る七夕 * 梔子 午後2時の 炭酸水に くちづけて こおる音色と うたかたの君 「何よりも 君が欲しいの 壊れてもいい 」 ふるえる声の 花火の夜 梔子の 髪飾りさし 浴衣ぬぐ 初めての夜 香りにやきつけ 花氷 とけて流れる 花言葉 「あまりに幸せ」 梔子の夢