白銀
ゆうと



きみはいつも
つめたくて
とおくて
とおくて
ちかくなったら
みえなくなって
ふれてしまったら
きえちゃうひと


それでも
やさしさは
あたたかく
いつも
ぼくを
つつんでくれて
うそみたいに
わらったりして
ゆめみたいに
ないたりした


ながれたなみだも
あたたかく
ただただぼくは
ゆきがみたかった



ゆきはいつも
あたたかく
あたたかくって
きみから
ときはなたれた
いまでも
ぼくは
わすれて
いない



ぼくは
しらないけど
きみは
しっていた
きみは
しらないけど
ぼくは
しってたよ



それは
とても
あたたかく

きみは
とても
やさしいひと




自由詩 白銀 Copyright ゆうと 2009-03-08 00:35:24
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